WiXでのドライバインストーラーの作り方
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WiXはXMLからWindows Installer(MSI)パッケージを作成するためのオープンソースソフトウェアで、リリース元はMicrosoftです。 最近ではWiXでインストーラーを作っているソフトウェアもちらほら見るようになりましたね。
インストーラーの作り方はWiX チュートリアルを見ればだいたいわかります。 そのWiXでデバイスのドライバをインストールするパッケージの作り方をメモしておきます。
まず、WiXをインストールしたディレクトリの中の「difxapp_[x86|x64|ia64].wixlib」と「WixDifxAppExtension.dll」が必要です。 wixlibの方はターゲットのアーキテクチャに合わせてください。 上の2つのファイルをVisual Studioでは参照設定に追加し、CUIで使う場合はLight.exeで適切にリンクします。
そしてドライバーファイル(inf)が含まれているコンポーネントの子要素として<difx:Driver />
を追加します。
基本的にはこれだけでドライバをインストールしてくれます。 指定できる要素はDriver Element (Difxapp Extension)を見てください。
これで簡単にドライバインストーラーが作れます。